8月はまったく相場に触っていないうちに、あっという間にドル円が年初来高値を更新してしまいました。
ドル円がヨコヨコしている中で特に材料もなく急上昇という、まさに「不意を付かれた」という感じだったような気もしますが、得てしてなにもないときに上げてきたりするものですよね。
実は先月、「あーこれ年初来更新してきそうだなー」と思っていたフシも少しあったのですが、結局何もせずに何も得ることが出来ませんでした。
今後のためにも、自分の行った考察をここでまとめておきたいと思います。
また、来週以降どのように戦略を立てていくかということも合わせて考えたいと思います。
では、以下の画像を見つつ、ポイントを振り返ってみましょう。
まずはじめのポイントは7月末の青丸(一つ目)で示したポイント。
ここで長らく持ち合っていた三角持ち合いラインとボックスレンジを突き抜けています。
ここで上昇トレンド継続濃厚の展開になったのかなと思います。
ここをポイントと思っていた人も多かったと思われ、大きな陽線をつけています。
しかしその後失速、再び持ち合いかと思われたところで次の青丸ポイント(2つ目)、8月10日あたりです。
ここで再度持ち合いを突破、ここからドル円の快進撃が始まりました。。。
(”奴ら”はこうゆうやり口が多いですね・・・)
私の見解では、入るならばこのどちらかの青丸がポイントだったのかなと思います。
実際、「入って見ようかな・・・」と考えたポイントがこの2点でした(結局入らなかったので後付けにしかならないですが・・・)。
そして次のポイントは木曜日(最後の青丸)。
私の予想は、
「年初来高値を抜けて、一旦大きく戻し、再度上昇トレンドに入る」ということだったのでおおよそ予想通りだったのですが、木曜日に抜けてきたというのが意外でした。
私の予想では雇用統計で良好な結果を出して高値更新、一気に上げたところで大きく下げて刈りに来るというパターンだと思ったのですが、どうやら雇用統計は刈り取りの方に利用されたみたいですね。
おそらくは、”奴ら”は
雇用統計が予想より悪い結果になることが事前に分かっていたので、どうしても雇用統計前に高値を抜けておきたかったのでしょうね。
”奴ら”側の目線に立つと、見えてくるものが多いなと最近よく思います。
実際に職場や街中でも、「年初来までは超えてこないだろうからもうちょっと持ってみよう」という雑談が聞こえたりもしていたので、「あーそう思ってる人が多いなら、これは刈ってくるんだろうなー」と思っていたのもありました。。。
それでは、それらも踏まえて、今後のドル円の動きを考えてみたいと思います。
#当たるも八卦ですので、あまり信用はしないでくださいね・・・w
大衆投資家と機関投資家の心理としては、こんな感じだと思います。
【大衆投資家】
・
ちょっと急に上がり過ぎじゃないか・・・?ロング入れるのは怖いなあ
・一方的な動きすぎるから、
そろそろ調整が入るんじゃないか・・・? →じゃあ、
調整が入って値が落ちた後に買い直そう!!【機関投資家】
・103円中盤くらいで大衆投資家どもが沢山ポジションを持ってるな・・・ずいぶん高くなってきたし、こいつらに
ちょいちょい利確されるとグイグイ上げられないぞ・・・
→だったら
一旦調整を入れてそいつらを刈り取ってやらんとイカンな
→そいつらが刈れたら、
もう一度ロングを仕込めば大衆投資家は乗ってくるだろう
これらから導き出される結論は・・・
「目先で大きな調整が入り、その後また上げてくる」ということになろうかと思います。
どこまで下げて行くかというところですが、私は
103円前半まではあり得るのではと思います。
このポイントは図にもありますが、
レジスタンスをブレイクしてから安値更新されていないポイントです。また、この時点で大きな陽線をつけています。
つまり、ここでブレイク戦略を取った投資家(およびそれに追随した投資家)の多くが、まだポジションを保有している可能性が高いということです。これを刈らない理由がない!!ということですね。
実際ここまで下げてくるかは分かりませんが、逆に言えば
ここまで下げてきた時は大きなチャンスになるのではと考えます。
よって、私の戦略としては、長期的にはロングを意識しつつ、103円前半辺りで大きく仕込んでいきたいと思います。
ちなみに、ちょっとだけ宣伝。
私、FX-ON様でシステムトレード(MT4)のEAを販売しているのですが、
「自動最適化クロスエントリーシステム」(クリックでリンクに飛べます)が持ち合い続きで少し落ち込んでいましたが、今回トレンドがついたことでかなり好調に転化しています。
良かったらを見ていってくださいw
以上です。
posted by しがないあらさー at 22:35
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