2013年09月04日

EAの売買結果をメール通知&CSVに出力するインジケータ

今MT4を使っている業者であるAlpari Japanからメールが来て、無料で3本EAをプレゼントするということで、せっかくなのでダウンロードしてみました。

バックテスト結果は微妙な感じだったけど、ドローダウンが少なそうなので試しに1000通貨で使ってみようかなと思ったのですが・・・。

自作じゃないEAで困るのは、メール通知機能とか売買データの蓄積ができないところ。

いつ売買されてるのかわからなければ気が気じゃないという方もいるでしょうし、それより何より売買結果がちゃんと貯められていないと運用評価もままなりません。

そこで、「だったら外部的に作っちゃえ」という発想で作ってみました。

それがこのEA用データ集計・報告インジです!!

(↑のリンクをクリックするとダウンロードできます)

以下に使い方を書いておきますので、使いたい方はご自由にお使いください。

※当インジケータは、EAのマジックナンバーを頼りにポジションを割り出していますので、
 残念ながらマジックナンバー指定のできないEAでは使えません。
 また、一度に複数ポジションを持つようなEAにも対応していません。
 なぜなら、めんどくさかったからです。

<使い方>
@ファイルを"(MT4の入っているフォルダ)\experts\indicators\"配下に入れます
AEAをセットしてるチャートに当該インジケータをセットします。
 (別にどのチャートでもいいんですが、そのほうが管理しやすいと思いますので)

 設定するパラメータは以下のとおりです。
 ・MagicNo:売買を監視したいEAが使っているマジックナンバー
 ・EAName:売買を監視したいEA名(メール通知に使われるだけですのでなんでもいいです)
 ・mailing:trueでメール通知します。falseでしません。
 ・MailTitle:メール通知する際のタイトルです。タイトルでメール振り分けとかされている方もいるかと思いますので。
 ・output:trueでCSVファイルに出力します。falseでしません。
Bセット完了!!

という感じです。

なお、CSVは"(MT4の入っているフォルダ)\experts\files\TradeData\tradedata(マジックナンバー).csv"として出力されます。出力内容は実際にファイルを見てください(設定時に作られます)。

何度か実弾でテストしてみたので上手くいくとは思いますが、何か変なところがあったら教えてください。
直して出し直しますので。

あと、ここが重要なんですが、「いいね!」と思っていただけたら、ランキングクリックの程をお願いします!!(媚び)続きを読む
posted by しがないあらさー at 21:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自作EA公開 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年11月10日

自作EAを少し公開してみようかな

この記事でEA作りますみたいなのができたら面白いかなと思ったりもしたんですが、作ったEAを公開してみるのも面白いんじゃないかと思ってやってみました。

とりあえず、巷でよく言われている手法をEA化した、こんなのはいかがでしょうかね。
題して、”ピンボール売買EA”。

どんなものかというと、「長期MA」と「短期MA」の動きを見て、
「短期MAが長期MAを上抜いたら直近の買い意欲が強い」「短期MAが長期MAを下抜いたら直近の売り意欲が強い」という基本の考え方ですね。

じゃあ、それをEA化したらどうなるの?という感じで作ってみたのが、これになります。
よかったらダウンロードしてみてください(もちろん無料ですwww)。

PinBallTrade.ex4

いちおう簡単なメール通知機能にも対応していますので、
設定すればメール通知が来ます(約定価格と損益が出るだけですが)。

以下、EAの簡単な説明です。

-----------------------------<EAの説明>-------------------------------------
【設定パラメータ】
Lots:ロット数(0.01単位)
MagicNo:マジックナンバー
→注文を区別するためのナンバーなので、他にEAを動かしてなければ何でもOK。
TankiMA:短期として参照するMA
ChokiMA:長期として参照するMA
sl_pips:ストップロス幅(pips単位※)
tp_pips:利確幅(pips単位※)
trailingpips:トレーリング幅(pips単位※、0を設定でトレーリングしない)
Slippage:スリッページ(pips単位※)
※pips単位→クロス円なら100を設定で1円幅になります。

【エントリ条件】
・TankiMAがChokiMAを終値で上抜いたことを確認して買いエントリ
・TankiMAがChokiMAを終値で下抜いたことを確認して売りエントリ

【イクジット条件】
・買いエントリ時 → TankiMAがChokiMAを終値で下抜いことを確認してイクジット
・売りエントリ時 → TankiMAがChokiMAを終値で上抜いことを確認してイクジット
・設定した利確幅、ストップ幅を達成したらイクジット
------------------------------------------------------------------------------

んで、このEAをバックテストしました(あまりデータがないので米ドル円の2011年データです)。
足は一時間足、設定パラメータは画像内を参照ください。

ピンボール売買.JPG

え、割といい感じなんじゃないのコレw
年間損益+71.99ドルということは6,000円弱の儲けになりますね。

なんだたった6,000円かよ・・・ではなくて、これは1,000通貨で同時に複数売買しないので、証拠金3,000円+ドローダウン想定くらいが原資で動かせるというところがポイントです。
つまり、最大ドローダウン34ドル+αをプラスして、まあ10,000円程度突っ込んでおけばこのEAは運用できるということなので、そうすると年利60%という超高パフォーマンスなんですよwww




・・・さて、ここまで見て「うおコレマジやべえww速攻導入してLotデカくして大儲けだぜ!」って思った方、その思考は大変危険です!ww

何故かというと、バックテストでこのパラメータは適当に設定したんですが、このパラメータが2011年の相場にカスタマイズされている可能性があるからです。
まあこれは無料で配ってるのでそんな意図は入れていないですが、もし使うのであれば一応いろいろなパターンでバックテストして検証してみてくださいね。



・・・ところで、上のところで非常に大事なキーワードを書きました。

>まあこれは無料で配ってるのでそんな意図は入れていないですが

>無料で配ってるのでそんな意図は入れていないですが

これです。
よくとんでもない利益を上げるEAを高額で販売していたりしますが、こういうのは気をつけたほうがいいと思いますね(僕は買ったことないのでアレですが)。
つまり、妙に利益率の高いEAは見栄えをよくするためにパラメータをチューニングしている可能性が高いと思います(カーブフィッティングと言います)。
こういうEAがダメだとは言いませんが、もし買うときには、「バックテストだけでなくランニングテスト(実際に運用しているデータ)も公開しているか」「やたらめったら設定パラメータはないか」という点を気にしたほうがいいでしょう多分。
こんな単純なEAでも年利60%を出せるチューニングが可能だということは忘れてはいけないと思いますね。

閑話休題。このEAを使ってみた感想とか、「こうしたらいいんじゃない?」っていうようなご意見あればメールでもコメントでもいいのでいただければ嬉しいです。
あと「こんなのも作って!!」っていうのも頂ければやってみたいですね(実際に作るかはわかりませんがw)。

よろしくおねがいします!続きを読む
タグ:FX MT4
posted by しがないあらさー at 17:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自作EA公開 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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