「外貨預金するならFXで!」とはよく言われますが、大きく分けて以下の4つについてFXに優位性があると思います。
外貨預金のほうが優れている点は・・・特に思いつかないです。
@FXには信託保全があるが、外貨預金にはない
AFXはレバレッジが掛けられる
BFXのほうがスプレッドが圧倒的に狭い
CFXのほうが利息が良い
@は最近アルパリが破綻したことで一気にフィーチャーされるようになった事項になると思いますが、実はそうなんです。
基本的に(国内の)FX業者には信託保全があるため、破綻しても預けたお金が戻ってくるんです。
が・・・外貨預金の場合は返ってくるような制度が存在しないようです。詳細は色々なブログなどで触れられていると思いますのでここでは省略します(適当w)。
Aは、同じ原資でもリスクを取ることで大きな利息を得ることができるというFXのメリットですね。
上記は単純にFXと外貨預金そのものの違いを示しています。
@については確かにFXの方が優れているかなと思いますが、Aに関して言うならば、リスクとの天秤なだけなので必ずしもFXが優れているというわけではありません。
そこで、ここからがポイント。実は、BCについてもFXに大きな利点があるのです。
ということで、今回はその点について記事にしてみたいと思います。
BスプレッドとCの利息ですが、例としてZARJPY(南アフリカランド円)を挙げてみたいと思います。
私の利用しているOANDA JAPANと、数ある銀行の中では、かなりいい条件な方の某ネット銀行の外貨預金(普通預金と1年定期)とを比較してみたいと思います。
はい、こんな感じです。
FX | 普通預金 | 1年定期 | |
スプレッド | 1.3銭 | 50銭 | 50銭 |
利息 | 5.1875% | 2.3% | 5.2% |
あーだこーだ比べるまでもなく違いは明らかですね・・・。
FXと普通預金との差は圧倒的すぎ、最も利率の良い1年定期預金と比較してようやく同等のスワップという事になります。
もちろん、FXには定期解約という概念はないので、いつでも円に戻すことができます。
利息はもう言わずもがなですが、スプレッドについてもう少しピンと来やすいように比較してみます。
ということで、MT4を用いたシミュレーションです。
【シミュレーションモデル】
・2013年1月1日〜2014年10月31日まで、毎週1000ランドずつ購入(FXの場合はロングを入れる)
・2013年10月31日にすべて円に戻す(FXの場合は全決済)
#期間が中途半端なのは、ティックデータがこの時期しか持ってないからです・・・(汗
比較結果がこちら(利息分は含まれていないため、単純に為替差益のみの比較となります)。
FX | 外貨預金 | |
利益 | +14,927円 | −28,903円 |
なんと・・・プラスとマイナスというレベルでの差がついています。
つまり、これがスプレッドの威力ということですね。。。
・・・ということで、結論としては「FXは利息でみても1年定期預金レベル、スプレッドは圧倒的に有利!」という結果となりました。
レバレッジを掛けるのが怖い!という方も、レバ1倍(外貨預金と同じリスク)でもかなりメリットが大きいということが分かるかなと思います。
とうことで、今回はFXと外貨預金を比較してみました。
外貨預金をしている方や、この先検討されている方は是非参考にしてみてください。
なお、今回比較対象としたFX業者(OANDA JAPAN)に口座開設して、私がFX-ON様で出品させて頂いている「毎日積み立て!スワップ貯金システム」を使えば、上記のシミュレーションのような積み立てを自動的に行うことができます。それだけでなく・・・為替差益を得られたら適当に利益確定してくれるのでもうちょっと稼げますw
よろしければぜひ使ってみてください。

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以上です。