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今回は、少し前にそれなりに売れた「nekoboo FX Core2」を紹介してみたいと思います。
このEAは2つのロジックから構成されており、EAの中でポートフォリオを組んでいるというコンセプトです。
ポートフォリオの考え方から言うと、大崩れはなかなかしないのではないかなという感じです。
とはいえ、似たようなロジックのポートフォリオでは意味がありません。
以下は、商品説明からのロジック説明の引用です。
【EA紹介文より引用】
> ロジック1(主)
> 日中足(5分)大局面に巡行した小局面の逆張り(押し目/戻り)にてエントリーし、ほぼ日中のみでクローズします。(パラメータ設定により変更可能)
> ある程度相場がレンジに入った場合、ポジションを保持したままになることがございますが、内部ロジックにて、レンジアウトクローズがあり、リスクは抑えることができます。
>
> ロジック2(副)
> 窓埋めや日本時間早朝のボラティリティーが小さくリスクの少ない相場で稼働する高勝率低リスクを重視したものになっております。
> トレード時間:日本時間06時〜10時(10時で強制クローズします)
ロジック1はいわゆる順張り、短期足の押し目を狙っていくスタンダードなスタイルかと思います。
ロジック2は・・・ロジック自体の説明がないので、ちゃんとポートフォリオになっているのかどうかはここからだとわからないですね。。。
ということで、バックテストで検証してみることしたのですが・・・どういうわけか直近数ヶ月より前のバックテストが一切できないという状態に陥ってしまいました。
マニュアル通りTestModeもTrueにして、スプレッドも広げてやってみたのですが、やはり事象は解決しないようでした。推奨環境のOANDAでも試してみましたがダメのようです。
ということで、自己バックテストの検証は諦めて、提供されている情報から検証したいと思います。
以下は、FX-ONで公開されている2015年6月からの公式フォワードの結果です。
今のところ、若干失速気味になっているようですね。ここから巻き返せるかがポイントになりそうです。

バックテストは、上記の通り自分ではできなかったので、作者が行ったものを引用してみます。
以下のとおりですね。

気になる点が2点ほど。
・スプレッドの設定が0.5pipsです。
フィルタ設定があるので、あながちおかしなデータではないかとは思いますが、デフォルト設定だと取引回数はこれよりもかなり減ることを想定したほうが良いかと思います。
特にロジック2は朝の時間帯での取引となるので、スプレッドが開いてほとんど動かないのでは・・・という気もします。
・始値のみでのバックテストです。
この形でしているということは、始値のみでのロジックになっているのだろうとは思いますが、それでも始値のみのバックテストは全ティックよりも良いデータが出やすいというのは通例です。
その辺りは差し引いて考えておいたほうがよいかもしれません。
ということで、今回はnekoboo FX Core2を紹介してみました。
バックテストができないため、実力の程は正直未知数です。
とりあえず、私の実口座運用成績を逐次公開していきたいと思いますので、その辺を見ていただきつつ判断したほうが良いのではないかなと思います。
なお、以下のリンクから商品紹介ページに飛べますので、一度見てみてください。
デュアルコアEA


以上です。