2015年07月09日

FX-ONで販売されているEAの品評(第3回その2:緊急発動FX(続))





FX-ONというMT4で用いるEAやインジケータの販売サイトにて私も幾つか出品させて頂いているのですが、定期的にそこで取扱っている商品の品評などしています(サイトには以下リンクから飛べます)。

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前回、「緊急発動FX」というEAを紹介してみましたが、今回はその詳細検証版ということになります(前回の記事は[こちら]をご参照ください)。

このEAの特徴としては、1分足で●●Pips以上(デフォルト値は51pips)の値動きがあった場合、異常事態と捉え順方向にエントリーを行うという面白いシステムです。

今回検証してみたい内容は、この「●●pipsの値が変わったらどのような差が出てくるのか?」という点になります。デフォルト値は51pipsなんですが、この値を変動させていくとどのような傾向が見えるかという点をチェクしてみました。

【シミュレーション条件】

・検証期間:2011.1.1〜2015.6.23
・対象通貨ペア:USD/JPY
・スプレッド条件:1.0pips
・変動パラメータ:Hige_pの値を、11pips〜91pipsで10pips刻みの条件で検証(その他はデフォルト)

その結果は以下のとおりです。

kinkyu_hige.jpg

基本的な傾向として、以下が読み取れます。
・総損益は51pipsを頂点にしてきれいな山型となる(※ただし11pipsの条件を除く)
・ドローダウンは、値を大きくするほうが小さく抑えられる

どれも取引回数が少ないためあくまで参考データという位置づけになるかと思いますが、11pipsで設定した場合だけ、少し挙動が変わっていて面白いように見えます。

基本的にはHige_pを51pipsから小さくすると総損益は下がっていく傾向にある(特に20pips前後だとマイナスに落ちる)のですが、逆に11pipsまで落とすと成績が良くなるのですね。
取引回数も一気に多くなることから、ここまで落とすと急変動を拾いやすくなるということでしょうかね。もちろんちょっとした仕掛けなどのノイズも増えると思いますが。

11pipsの条件ではドローダウンがかなり大きく若干懸念はありますが、取引回数も多く、それなりに信頼できるデータになるかと思いますので、逆にこのくらいまで設定を小さくして運用してみるというのも面白いかもしれませんね。
#もちろん、実際にはスプレッドが突然開くケースも多いと思いますので、スプレッドフィルタはちゃんとかけておきましょう。

現在6,000円と安価で販売されているため、ロットを小さくして実弾でいろいろ検証してみても面白そうな気がしますね。業者差分が如実に出てきそうな気もしますが。
本EAは以下のリンク先から購入できますので、ご検討してみてはいかがでしょうか。
※注:明日7月10日18:00に、販売価格が一気に倍の12,000円になるそうです。。。

1分足が急に●pips動いた時に順張りで追いかけるEA
緊急発動FX USDJPY
緊急発動FX USDJPY | fx-on.com

以上です。

タグ:fx-on FX EA MT4
posted by しがないあらさー at 04:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | FX-ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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