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EURJPYのシロクマ誕生!実績のシロクマロジック(トレンド判定ロジック)搭載のスキャルピングEA
White Bear Z EURJPY
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値上げ前に、ちょっとレビューしてみようかなと思います。
まずはこのEA、いわゆる「朝スキャ」系のEAのようです。
長期足でトレンド判定して、5分足でいわゆる「押し目」「戻り」を狙っていくという、コンセプトとしてはオーソドックスといえる戦略のEAですね(私の裁量スキャ戦略と近しい物を感じます)。
ポジションの滞空時間が数10分〜1時間程度というのはいいですね。
バックテストはこんな感じ。
それに続く、公開フォワードテストはこんな感じ。
2011年6月13日という中途半端な開始期間なのが気になりますが、バックテストから公開フォワードに移行しても同じような動きなので、データ自体は信用はできそうな感じではあります。
ただ一点気にしておきたいのは、こういうスキャ系の損益曲線には少し注意する必要があり、過剰なカーブフィットしていると、ちょっと調子を崩せばガタガタとドローダウンするグラフになる危険も孕んでいるのではと見ます(パラメータを少しいじくったバックテストも見てみたい気もします)。
そういうわけで、本当はもう少しフォワードテストも見てみたい気もしますが、すぐにも値上げしちゃうとのことですので、ここでは公開されている情報から分かる範囲での分析を掘り下げてみようと思います。
以下はバックテスト+フォワードテスト期間中のユーロ円の月足の動きです。
赤で囲った期間がバックテストで一進一退となっている2012年11月までの期間、青で囲った期間が一気に調子を上げている期間です。
ぼんやりですが・・・相場環境的には、陰陽乱れつつ緩やかに進行する、「必ずしも一方的ではない」トレンド相場にはあまり強くないのかなという印象です。直近の超暴落相場には対応できているので、下げ相場に弱いというわけではないというところは言えるかなと思います。
また、フォワードで大きなドローダウンをしている昨年11月中頃ですが、この時期は上昇相場が一服、緩やかに下げてきつつある持ち合い状況から一気に上にブレイクしていった期間(上昇フラッグっぽいところ)と重なるので、このようなレンジ→トレンドの転換点に弱そうな印象を受けます。12月頃にあった急転換相場には対応できているので、単純にトレンド転換に弱いというわけではないと思いますが。
結論としては、大局的に大きなトレンドがついた相場環境には強く、トレンドが緩やかに推移する相場環境には不向きということが言えるのではないかなという感じです。このような特性を考えて運用するのが吉と言えそうですね。
どちらにしても、放っておいても過去4年で大きく勝てているという実績自体は間違いのないものだと思いますので、あとはこの制作者さんの実績などを加味して検討すると良いのではないかなと思います。。。
ちなみに、月末までにこのEAを購入すると、「Forex Racco V1」というEAがオマケでついてくるそうです。
オマケという言葉にめっぽう弱い日本人の特徴をよく突いてるな・・・という感じですww
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EURJPYのシロクマ誕生!実績のシロクマロジック(トレンド判定ロジック)搭載のスキャルピングEA
ということで、前回の記事に引き続き、FX-ONで販売されているEAを評価してみました。
以上です。