ただ、その結果にもかかわらずグイグイ上げて最終的には全戻しして再上昇。
どうしてこうなったのか考察を入れてみたいと思います。
まずは、私が出来レースでいい結果が出ると思ったというところから。
経済の状況とかはわからないというかどうでも良くて、それまでのドル円の値動きから、昨日は上げようとしているという姿勢が垣間見えたということなのです。
この記事などを見ていただくと露骨ですが、最近の雇用統計はトレンド転換に利用されるという傾向が見えてくるんじゃないかと思います。
私は穿った見方しかできないので、それが既に結果がわかった上で事前予想を出して動かしたい方向に動かす出来レースなのではないかと考えたわけです。
その考えでチャートを眺めていると見えるものがあるわけです。
以下は、昨日までのドル円の日足チャートです。

99円中盤に重要な攻防ラインとなるトレンドライン、100円付近にこれまた最近良く意識されている200日移動平均線と、そろそろトレンド転換が意識されるポイントに昨日までに急ピッチで落としてきているというのが見えてくると思います。
もう一点のポイントが、示し合わせたように一昨日に下降トレンドラインをブチ破っています(青丸で囲った場所)。しかもそのブチ抜き方が、ロンドンFIX直前での急上昇です。
経済ニュースではドラギ以外に大きなトピックはなかったので、直接ドル円に大きく作用するようなイベントはありませんでした。それにもかかわらずこれだけ上げたというのは、終値で日足トレンドを抜けるための世界の意志が働いていたということだと思います。
ここまで上げ材料が揃えば、あとは上に上がるためのトリガを与えるだけで一気に跳ねるという寸法なのかなと思ったというところが、私の事前予想でした。
しかし、指標は思わぬ形で現れました。
さすがに「結果がわかった上での事前予想説」は言い過ぎだったようですw
しかし、その後のチャートは特徴的でした。
一気に下げた(これはアルゴリズムに拠るものだと思いますが)後に急上昇。
これはつまり、雇用統計とかどうでもいいから上げたいという世界の意志だと思います。
つまり、ここで上昇トレンド転換を示唆し始めたと考えるのが妥当ではないかと私は思います。
よって、来週のドル円はロング中心で大きめに攻めたいと考えています。
以上です。
あっているかどうかは知りませんwww
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