このままだと相場に殺される・・・そう思いましたので、手負いで退却することを検討したいと思います。
今月頭からソフトランディングを検討しながらも、まったく機能しないほどの一方通行相場。もはやソフトランディングなんて生易しいものではなく、胴体着陸くらいの覚悟が必要になりそうです。
ドルクローネ・ドルスイスのロングトラップはこれからも強くなるドルの流れに沿っているのでそのままにしておくとして、以下のポジションは完全に逆行のため損切りを検討していきます。
@豪ドル米ドル/豪ドルスイスフラン(ロング)
Aユーロ円(ショート)
Bドルトルコリラ/ユーロトルコリラ(ショート)
それぞれの対策案を以下に記載します。
@豪ドル米ドル/豪ドルスイスフラン(ロング)
<ポイント>
・豪ドル米ドルの最大下落想定は0.6。ここまでは許容できません。
次の目処は0.8付近。この辺りまで持った時の追加損失は−5万円程度。許容幅です。
・豪ドルスイスフランは歴史的最安値は0.6932。ここは割り込まないでしょう(多分)。
ここまで持ち続けた時の追加損失は−5万円程度。これも問題無いです。
よって、豪ドル米ドル8.0付近、豪ドルスイスフランは0.69付近にストップロスを置くことで損失限定します。
Aユーロ円
<ポイント>
・ユーロ円はもはや青天井。どこまで上がるのか想定できません。
・ユーロドルは月足のトレンドライン上限1.39付近にタッチして戻している状態。抜けると終わり。
・ドル円は2008年8月水準110.66を伺う構え。同じく抜けると終わり。
・上記二点のポイントから、ユーロ円の上限は154円付近。更に30万円の損失を覚悟する必要あり。
どちらも張り付くという状況は最悪ベースで想定する必要はありますが、ユーロドル1.4、ドル円110円を超える水準になると完全に終わるので、どちらかの条件を週足終値で満たせば強制的にロスカットします。
それまでに、ソフトランディング策は継続して実施してポジションは減らしていきたいです。
Bドルトルコリラ・ユーロトルコリラ
<ポイント>
・ドルリラ2.03、ユーロリラ2.76のトレンドラインはまず割ってこない。
・年末相場なので一方通行気味、年明け後に一旦調整が入る可能性は中程度存在しそう。
・再び歴史的最安値を試すと、更に値が飛ぶことは必至。
以上のことから、ドルリラは2.04付近または2.17624超過で、1.93以下のまず間違いなく救われないポジションは強制決済します。ダメな場合の追加損失は3万円程度。ここまで来たらそのくらいのリスクは仕方ないです。2.09付近も戻しの目処だと思いますので、運良くここまで落ちてきてもある程度のポジションは切ります。
ただ、ユーロリラは少し話が違ってくるかもしれません。ユーロ円と同じく、ユーロは下降トレンドライン上限まで来て下落トレンド入りするシナリオもそれなりに高いと思いますので、ユーロドルの動向も確認しつつ損切りを断行していきます。運良く2.76まで落ちてくれば御の字ですので、ここで2.5以下のポジションはすべて切ります。
ただし、ドルリラと同じように、再び3.0を超えてくるようだとやはり切るのが妥当だと思いますので、ロスカットを断行します。現状からの追加損失は6万円弱、ここまでくればこの程度の追加リスクはしかたないです。
以上です。
こうすることで本当に何もかもがどうにもならない最悪時の最大損失は150万円程度に抑えることができます。
逆に、策が奏功した場合は60万〜70万くらいまで損失を緩和することができます。
今の私が許容できるのはこの程度ですので、まずはこの戦略を断行していこうと思います。
以上です。