2013年09月11日

指定した期間の売買成績を収集してグラフ化しやすい形で出力するEA





以前の記事で、売買成績を監視して適宜データ出力するインジケータを作成しましたが、いろいろ弱点があって、
・一度に複数のポジションを持つEAは監視できない
・不慮の事故でMT4が稼働していない時に決済したデータは反映できない
・複数EA運用している場合、トータル成績を見るためにはデータ加工が必要
などがありました。

まあ通常運用している分には問題ないのですが、もう少しデータの分析がしやすい形にデータ収集できないかなと思い、EAとして作成してみました。

それがこの、データ出力EA.ex4です!!

(↑のリンクをクリックするとダウンロードできます)

これは、事前にEAデータの定義ファイルを作成しておくことで、任意の期間に決済された成績をEA名と紐付けて収集し、CSVファイルに出力することができます(確定申告的なアレも考慮して決済日時にしました)。

以下に使い方を書いておきますので、使いたい方はご自由にお使いください。

<使い方>
@ファイルを"(MT4の入っているフォルダ)\experts\"配下に置きます
AEA紐付けファイルとして"MagicNumbers.csv"というファイルを作成し、"(MT4の入っているフォルダ)\experts\files\"配下に置きます(ファイルの内容は後述)
B「口座履歴」タブを選択し、画面を右クリックして”全期間”表示にします
C何でもいいので適当にチャートを開き、当該EAをセット。以下のパラメータを設定すればファイル出力完了

 設定するパラメータは以下のとおりです。
 ・START:集計開始日時を設定します
 ・END:集計終了日時を設定します
 ・DataFile:集計データを出力するファイル名を指定します

D開いたチャートを閉じて作業完了!!

という感じです。

なお、CSVは"(MT4の入っているフォルダ)\experts\files\"配下に指定したファイル名で出力されます。
出力内容は実際にファイルを見ていただければと思いますが、約定日時はエクセルで編集しやすい形式で出力できるように加工しています。

MagicNumbers.csvについては作らなくても問題ないです(”EA名不明”として出力される)が、以下の例のように作成すれば、データを読み込んで各EAにマッピングすることができます。

<作成例(カンマ区切りです)>
MagicNo, EA名
100, オリジナルEA@
200, オリジナルEAA
300, 購入したEA

みたいな感じで作成すればよいです。
マジックナンバーがわからない場合は飛ばしても問題ないです(関連付けできない場合は”EA名不明”で出力)。

このEAを使って、今運用しているトラリピについて、本年の通貨別利益積み上げ成績をグラフ化してみました。

トラリピ積み上げ利益推移(20130911).jpg

こんな感じです。
こうしてみると、ユーロ円のポジションの含み損がとんでもないものの、リピート利益もかなりいい感じで積んでいたようですね。

皆様も良かったら使ってみてください。

以上です。



タグ:FX MT4 EA
posted by しがないあらさー at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自作EA公開 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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