ご存知の方も多いかもしれませんが、含み損益を持ったまま越年すると、そのポジションは損益に含まれません!
たとえば確定損益が+100万、含み損益が−50万というような場合、そのまま越年すると税金は確定損益である100万円にかかってしまいます。ここで含み損のポジションを決済しておくと、税金は50万円にしかかかりません。
後者のほうがメリットが大きいのは自明ですね。今年の汚れ(損益)、今年のうちに、です。
「でもポジションを決済してしまうと、含み損が回復するチャンスを逃すかもしれない!」という場合は、決済したポジションを建て直せばよいのですね。
そこで、指定したチケット番号またはマジックナンバーに対して、
@決済注文を入れる
Aポジションを建て直す
B利確位置、損切り位置を再設定する
を自動的にやってくれるMT4用ツールをFX-ONにて無料で配布していますので、よろしければぜひ使ってみてください。
※注:含み損益によって決済判断ロジックが組まれているEAの場合は、EAロジックにより建て直したポジションの利確位置がずれてしまう場合がありますので、その点のみ十分ご注意の上ご使用ください。
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含み損の大きなポジションを同じ条件で建て直します!税金対策に!

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スワップ運用などをされている方は、確定利益がプラスだけど含み損が膨大・・・というような状況になっているケースも多いかと思いますが、今一度、確定損益と含み損のバランスを再チェックしてみることをお勧めいたします。
ということで、今回は若干初心者向けの記事を書いてみました。
以上です。