2015年04月16日

トルコリラ、超危険水域に突入したか・・・

私も少額とはいえトラリピでトルコリラのポジションを持っているので他人事ではないですが、今日の再暴落でトルコリラ円が超危険水域に踏み込んだ気配があります。

相場予想はあまり得意ではないですが、少し素人考察をしてみたいと思います。

月足ベースで2011年10月の歴史的最安値と昨年1月の安値を結ぶラインを下に抜けたというところが本日の特筆すべき点です。
かなり大きな目線でみて40円〜55円程度の三角保ち合いを形成していたところが抜かれたので、今後下落の一途をたどっても不思議ではありません。

かなり大きな目線のためまだ誤差レベルの可能性もあるので、まだ落ちていくかどうかはなんとも言えませんが、少なくともさらなる下落ステージに進出しているというのは間違いではなさそうです。

この危険度が明確になるとしたら昨年1月最安値の42.827円
ここから54円まで一旦戻しているので、ここを抜けた時の反動はとてつもないものになる可能性も否定できません。
トルコ政府なりIMFなりが抜本的な対策を打たない限りは、歴史的最安値40.125円を抜きに来るのも時間の問題だと思います。

ここも抜いてしまうと・・・月並の予想だと、「ブレイク値−(直近高値−ブレイク値)✕2」とすると・・・24円!?

さすがにここまでは・・・とも言い切れないのが今のトルコの恐ろしいところではありますが、なんにせよトラリピ等のリスク管理をするのであれば、このくらいの下落は覚悟して損失幅を見ておいたほうが良いのではないかなと思います。

ちなみに、かなり現実的なラインの40円に話を戻しますが、これをドル円レート120円としてドルリラに直すとちょうど3.0リラになります。
少なくともここまでは(行かないよりは)行く可能性が高いと思いますので、ドルリラショートは本当に要注意です。

トルコ円だとまあ400pips程度の下落なので大きな打撃になる人は多くはないと思いますが、ドルリラとなると話は別です。2.7→3.0の上昇幅は恐怖の3,000pipsです。
証拠金ベースで3倍近い打撃度の差になります。これは地獄を見ること必至ですね。。。

余談ですが、ドル円レートが変わらないのにトルコ円とドルリラでこれだけの違いが出てきてしまう理由については、この記事(クリックで記事に飛べます)をご参照いただければと思います。

ということで、基本的にはリラは手放したほうがいいのではないかなと思います。。。
少なくとも、ショートで持っていると危険度はMAXじゃないかなという感じですね。

以上です。
タグ:FX
posted by しがないあらさー at 04:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 為替予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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