(以下のリンククリックで、ブレイクスキャルシステムの説明やフォワードテスト等が参照できます)
ブレイクアウトの瞬間を掠め取る!!ヒットアンドアウェイのスキャルシステムです。

今回の具体的な追加機能としては、「建値ストップモード」の搭載となります。
これがどのような機能かというと・・・
建値+αのpipsを確保すると、(スリップを考慮して)建値+0.5pipsの位置にストップ位置を動かします。
そうすることで、ブレイクしたもの利確位置まで届かず折り返してしまうような場合でもマイナスに落ち込まないようにしました。これにより、さらなるドローダウン軽減が図れています。
以下、FXDDのヒストリカルデータにて、2013年1月1日〜現在までのUSD/JPYバックテストで比較してみました。
(テストは1万通貨での実績です)
【QuotationStopMode = false(機能追加前相当)】
機能対応前はこんな感じです。これでもなかなかの成績にはなっているかと思います。

・実現損益:121,220円
・PF:1.51
・最大ドローダウン:26,120円
【QuotationStopMode = true(今回の機能追加)】 ※今回のデフォルト値
建値ストップモードを追加すると、ドローダウンがかなり低く抑えられていることが分かります。
ただ、実現損益で見ると、機能追加前より若干少なくはなっていますね。

・実現損益:114,870円
・PF:2.05
・最大ドローダウン:12,740円
【QuotationStopMode = true&Scal_Pips=6に変更】
そこで、とりあえず建値ストップは守られるということで、利確量を1pipだけ欲張った設定にしてみました。
こうすると、ドローダウンは建値ストップ機能の恩恵を享受しつつ、損益も機能対応前以上の結果を実現できました。まだ少しパラメータ調整の余地がありそうな気もします。。。
#引き続き、もう少し最適なパラメータ設定について詰めてみたいと思います。

・実現損益:123,740円
・PF:2.13
・最大ドローダウン:11,310円
なお、注意点として、今回のバージョンアップにてデフォルト設定を建値ストップモードONにさせて頂いております。オアンダでの挙動は確認いたしましたが、他業者をご利用の場合はうまく動作しない可能性が考えられます(その場合もストップが動かないだけで、バージョンアップ前相当の動作は保証されますのでご安心ください)。
ですので、ある程度フォワードを回してみて、公式のフォワード(モードON)と著しく異なる挙動をしている場合は、本機能をOFF(=false)としておいたほうが良いかもしれません。
#私も検証できればよいのですが、実口座を持っているのがオアンダジャパンだけですので。。。
ということで、ブレイクスキャルシステムを引き続きよろしくお願いします。
ブレイクアウトの瞬間を掠め取る!!ヒットアンドアウェイのスキャルシステムです。

以上です。